最近になって読書が好きになってきた@geekboyです。
大好きな爆笑問題太田光さん初の小説集『マボロシの鳥』を読み終えたので紹介したいと思います。
爆笑問題さんが大好きで、TBSラジオ「火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ」を毎週聴いているのですが、その中で太田さんが毎回本の宣伝をするので気になっていました。
(ラジオは凄くおもしろいので聴ける地域の人は是非聴いて下さい。聴けない地域の方はPodcastを使えば一部聴けます。おもしろさは保証します!)
9つのお話が書かれています。ひとつひとつの話はある程度ボリュームがありますが、本をあまり読まない私でもスラスラ読む事ができました。
中でも本のタイトルにもなっている『マボロシの鳥』は、1番ページ数もあり、話に引き込まれました。
しかし、個人的に1番印象に残っているのは二つ目に乗っている『タイムカプセル』と言うお話です。なぜこの話が印象に残っているかと言うと、舞台が沖縄なのです!また、太田さんがその場所を連想して書かれたのかわかりませんが、話の中に出てくる丘や海が私の知っている、お気に入りの場所と合致するのです。
そのため読んでいても実際の場所が思い浮かび、架空の話なのか現実の話なのかわからなくなってきました。
沖縄戦に爆弾を投下したアメリカ人視点で話が進められます。日本人視点ではよくありますが、アメリカ人視点の話はあまりありません。戦争の理不尽さがよく伝わってきます。
少し複雑な気持ちになりますが、読み終えても余韻が残る話が好きなでよかったです。
今日は沖縄では県民大会があり、オスプレイ反対デモに参加されている方が多いと思いますが是非一度読んでもらいたいです。デモに参加する意義が少し変わるかもしれません。
沖縄県民なら読むべきです。そして改めていろいろ考えてほしいです。
残りの話も楽しめます。(二つくらいは、あまり覚えてませんが…)
単純にワクワク楽しむ事も、自分なりに考える事もできるのでオススメです☆
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